つきじ芳野吉弥
築地場外市場で110年続く老舗穴子専門店
築地場外市場には多くの名店が軒を連ねていますが、その中でもひときわ異彩を放つのが「芳野分店」です。
創業はなんと1914年(大正3年)に遡り、日本橋魚河岸時代から続く1世紀を超える歴史を持つ老舗です。
その長い歴史の中で培われた技術と伝統が、今も変わらず受け継がれています。
芳野分店の営業時間と店内情報
芳野分店は午前10時30分から午後2時30分までの限られた時間だけ営業しており、その短い営業期間にも関わらず、多くの人々が訪れます。
店内には1階にカウンター席が6席、2階にはテーブル席があり、訪れたお客さんはそれぞれの好みに応じて座席を選べます。特にカウンター席では、職人の技を間近で見ることができるのが魅力です。
ユニークな逸品「ばかしあい」の由来と内容
芳野分店で提供される「ばかしあい」というメニューは、そのユニークな名前にまず目を引かれます。
この名前は、創業者の長女が鰻と間違えて穴子を食べたことから生まれた逸話に由来します。
「穴子に馬鹿にされた」というエピソードから名付けられたこの料理は、穴子の蒲焼きと煮穴子の豪華な組み合わせで提供されます。
その面白い名前に反して、味は本格的で一度食べたら忘れられない逸品です。
「ばかしあい」を食べた感想
「ばかしあい」を実際に食べてみると、まず蒲焼きの弾力と香ばしさに驚かされます。さらに、煮穴子の柔らかさと淡白な味わいが口の中に広がり、その繊細な旨みが存分に楽しめます。芳野分店の特製タレは甘さ控えめで、穴子本来の旨みを引き立てる絶妙なバランスです。鰻とは違う、穴子ならではの美味しさに出会えること間違いなしです。
感想
芳野分店を訪れた多くの人々が、その味に感動しています。
特に煮穴子の柔らかさと繊細な味わいが高く評価されています。また、穴子と鰻の違いを楽しむことができる点も魅力のひとつです。
ご飯との間に挟まれた大葉と海苔がさっぱりとしたアクセントを加え、さらに美味しさを引き立てています。
築地に訪れた際には、ぜひ芳野分店で極上の穴子を堪能してみてください。
外観とメニュー
写真
注文したもの
ばかしあい 3300円
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